9年間のカナダ生活

カナダ留学、エージェンシー(実名)の利用体験談:国内と現地の両方で留学エージェンシーを利用した私の体験をまとめました

今回は留学エージェントについて私の体験を書きたいと思います。もう10年近く前の話ですが、渡航前は大手の「留学ジャーナル」を、トロント滞在中に「Will留学センター」を利用しました。

結論としてはどちらのエージェントにも不満はなく、とても良い印象でした。今回の内容は私の実際の体験と私が思い当たる限りのアドバイスをまとめたいと思います。

留学ジャーナル

画像は公式サイトより引用:https://www.ryugaku.co.jp/

20歳のころ、カナダに留学することを決意したものの「どうしたら留学できるのか」もわからなかったので、当時在学中であった大学の「留学センター」のようなところで、どうすれば留学できるのか聞いてみると、「留学ジャーナル」の雑誌を紹介されました。

当時はネットよりも紙媒体の信頼性が高く、私は留学ジャーナルの雑誌を買い、大阪の梅田にあるオフィスに行き、無料相談を受けました。

カウンセラーはベテランの方で非常に丁寧に説明してくださり、留学に関して全く知識のなかった私は、相談後「留学ジャーナル」に対してかなりの信頼をおいていたと記憶しています。

留学にかかるすべての手数料は「8万円」もしましたが、「何も知らない若輩者が安心して留学」するには、安心をお金で買うようなモノであったと思います。以下は私が受けたサービス

  • カウンセリング(複数回)
  • 学生ビザ申請手続き
  • ホームステイ先の手配
  • 留学前の無料英会話

事前の準備もスムーズで、かなり経験のある方たちだった思います。「すべての手続き(学校の手配、ビザなど)」を代行してもらいました。

手数料を払って「他人任せ」な留学をする「当時の私」には、「留学ジャーナル」のような大手の留学エージェンシーに丸投げして良かったと思います。手数料が高かったこと以外はなんの不満もありませんでした。

当初は1年間の語学留学で費用はすべて込みで300万円くらいだったと思います。

48週間の語学学校 + ホームステイ費 + 飛行機代 + 保険代 + その他諸々

公式サイト:https://www.ryugaku.co.jp/

 

Will留学センター

画像は公式サイトより引用:http://willca-ryugaku.com/#&panel2-1

トロントで10ヶ月くらいを過ごしたあと、TOEFLの勉強をしようと思い立ち、「TOEFLに特化したクラス」を探すことにしました。

私の居た語学学校は「名ばかりのTOEFLクラス」しかなかったので、もっと専門的に指導している学校を探す必要があったためです。

そして、その時に選んだのが「Will 留学センター」で、当時はトロント最大のエージェンシーでした。

サービスは「必要十分」でなんの不満もなく、TOEFLに特化したいくつかの語学学校へ、見学に行かせてもらいました。以下は私が受けた大まかなサービス

  • 無料カウンセリング
  • TOEFLクラスの無料体験
  • 学生ビザの更新手続
  • 語学学校に申請した期間メトロパス無料配布

Willを利用したお陰で、かなり評判の良いTOEFLのコースを選ぶことができましたし、メトロパスも数ヶ月分無料でもらえたのでとても良かったです。

学校選びと学生ビザの更新サポートがエージェントを利用した大きな理由ですし、学校さえ申し込めば「すべて無料」だったので、お得感があったと思います。

まあ、こういった「無料のサービス」は他のエージェントでも行っており、同様の特典は他でも受けられたと思います。

学校の授業料は4週間あたりでだいたい$1000くらいだったと思います。正確な価格は忘れましたが、TOEFLコースの平均的な価格だったと記憶しています。

公式サイト:http://willca-ryugaku.com/#&panel2-1

 

国内・現地のエージェントを両方利用した感想

留学について右も左もわからなかった20歳の「小僧」にとっては留学エージェンシーは必要だったと思います。正直、自分ひとりでは留学なんてとてもできなかったと思いますし、「他人任せ」な留学ではありましたが、今となっては良い経験であったと思います。

  • 学校の情報量
  • ビザの申請サポート
  • メトロパスなどの様々な特典サービス

こういったことに関しては、エージェントが得意な分野なので、無料でも有料でも利用させてもらえば良いと思います。

 

 

今だからいえるコト

国内エージェントがアピールする「現地サポート」はいらない

おそらく、現地に2〜3ヶ月ほど住めば「現地サポート」は全く必要なくなると思います。

よっぽどなことがない限り、緊急事態に陥ることもないと思います。私は9年間住んで、1度もそのような状況に陥ったことはありません。

もしなにか緊急なことや誰かに助けてもらわないといけない場合は「現地の日本人の友達」や、「カナダ人の友達」、「日系コミュニティの知り合い」などに解決策を聞いた方が早く済むと思います。

先にも書きましたが、国内の留学エージェントというのは基本的には「学校相談のプロ」であり、現地の生活を熟知しているわけではありません。現地サポートというのは「プラス・アルファ」的なモノでしかないということを認識して下さい。

 

留学で最も重要なのは自分の力で解決していく能力

そもそも論にもなってしまいますが、この能力を鍛えるのが留学だと思います。(20歳で留学した当時の私にはこの能力は乏しかったといえます)

もちろん、自分の能力ではどうにもならない事態や状況があるかもしれません。その場合「だれかのサポートを借りる」というのはごく自然なことだと思いますが、「その誰かと知り合っておく」のも「あなたの普段からの行動によるもの」だと思います。

前回の記事で、「日系コミュニティの大切さ」でも書きましたが、日系コミュニティの行事に参加して「自分のソーシャルサークルを広げていき」、万が一の場合「信頼できる知り合い・友人」を作るのも「自己解決能力」の1つだと思います。

 

航空券は自分で手配した方が断然安い

航空券は自分で買った方が遥かに安いです。私は格安チケットで旅行をするのでオープン・チケットについてはよくわかりませんが、「日本 ー トロント 間」の往復チケットは夏の高い時期でも20万円くらいです。「往復で」です。

夏を避け、春・秋・冬であれば往復で10万円を切るほど安く買えるときもあります。

私は「留学ジャーナル」の提示するがままの航空券を買いましたので「ものすごく高い航空券」だったはずです。「片道なのに往復は余裕でできる金額」だったと思います。

 

保険は現地の保険代理店に頼む

現地(トロント)には日本語で応対してくれる保険代理店があり、そこで契約した方がずっと安くなると聞きました。私はアメリカ旅行に行く際、短期間でしかそちらの保険代理店を利用したことはありませんが、多くの留学生やワーホリの方が利用していると聞きます。

ブリッジス・インターナショナル公式サイト:http://www.biis.ca/multi-language/j/

おそらく、カナダの保険会社も利用できます。私がヨーク大学に在学中は大学の勧める保険に入っていました(年間$800〜$1000くらい)。

カナダ留学の1年目、20歳で世間知知らずの私は「留学ジャーナル」の勧める保険に約20万円くらい支払い、加入していたと思います。AIUだったと記憶しています。期間は1年間です。

20万円も払っていますからかなりの範囲をカバーしていたと思います。幸いにして現地の医療機関に行くことはなかったです。

現地の保険代理店であれば、1年間で20万円ほどの保険料は必要ないと思います。

 

空港ピックアップは無料でなければ自分でステイ先へ行く

空港のピックアップは少々高すぎるのではと思ってしまいます。これはエージェントの料金プランにもよりますが、大体が$100〜$125 (約8500円〜1万円)くらいでしょうか。

今ならUberなどの配車アプリもありますから、旅慣れている人であれば、自分自身でステイ先へ行かれても大丈夫だと思います。

トロント・ピアソン空港の場合、料金が固定(たしか$60〜$70くらい)の「黒色のタクシー」があったと思います。そちらを利用しても良いかもしれません。

 

いくつかのエージェンシーに無料相談をする

エージェンシーはお客さんの確保に必死です。留学エージェントは国内・現地にも多数あるので、お客さんの方がパワーバランスは上だと思います。

カウンセラーとの相談はどこでも無料ですので、日本にいるうちから無料の相談を数社受けましょう。気に入らなければ他のエージェントに頼めば良いだけです。

留学エージェンシーのウェブサイトのわかりやすさ、カウンセラーとのやり取り、人柄、ネット上での口コミなど、様々な要素から総合的に判断して、1つのエージェンシーを決めると良いと思います。

相談料は無料であったり、さまざまな手数料が無料であっても、エージェンシーには語学学校の授業料、ホームステイ先の滞在費など、そこそこ高額な料金(50万円以上)を支払いますので、慎重に会社を選ぶのは当たり前のことです。少しでも不安になったり、応対に不満がある場合は、切り捨てましょう。

 

実際に語学学校の見学に行ってから決めるのが一番良い

これはTOEFLの学校を選ぶときにとても重要でした。TOEFLの場合だと各学校に1〜2人の専門講師しかおらず、先生との相性や授業の質がとても重要になってきます。

TOEFLのコースだけでなく、普通の語学学校のクラスであっても、学校の雰囲気などは「実際に見てから決める」のがベストではあります。

 

ホームステイには期待しない

留学につきものなのが、ホームステイです。しかしホームステイはかなり「当たり外れ」があります。しかも、当たりのホームステイ・ファミリーはかなり少ないですし、完全ビジネス目的でホームステイを運営している人もいます。

確かに、ホームステイ先はエージェンシーを通して見つけるのですから、運悪く不評なホスト・ファミリーにあたってしまった場合、エージェンシーを責めたくはなります。

ただ、ホームステイ先なんて運で決まってしまうもので、エージェンシーにはどうしようもないですし、エージェンシーもホームステイを斡旋している提携先の業者に丸投げしています。

正直、ホームステイにはあまり期待しない方が良く、自分でシェアハウスなりどこかで暮らした方が良いかと思います。

 

 

まとめ

私が実際に利用した「留学ジャーナル」「Will留学センター」はとても良かったと思います。もちろん、留学ジャーナルの“8万円”という手数料は決して安いとは思いませんが、「初(うぶ)な学生」で「他人任せ」でしか留学できなかった当時の私には留学ジャーナルは必要なサポートはすべてして頂いたと思います。

その後、現地で無料のエージェントである「Will留学センター」でも必要十分な良いサービスを受けることができたと思います。

余談ではありますが、「Will留学センター」は何年か前に内部で「大人の事情」が勃発し、「Brand New Way」というエージェンシーと分裂したそうです。

 

留学エージェンシーは基本的には「学校相談・紹介がプロ」であり、ビザの更新手続きや申請などの知識も豊富だと思います。

ですので、こういった面でのアドバイス・サポートは積極的に受けたほうが良いと思います。私も何かと留学エージェントにはお世話になりました。

それ以外の面、つまり生活面や仕事などは自分の力で乗り切っていく心持ちでいた方が良いと思います。現地のサポートはあまり重要視せず、そういったサポートは、現地でできた友達、カナダ人の知り合い、そして日系コミュニティの方からアドバイスをもらった方が良いと思います。

今回も誰かのお役に立てる情報を提供できれば幸いです、それでは。

関連記事

  1. 9年間のカナダ生活

    トロントでの生活費(1ヶ月)は実際いくら? 最低でも$1000はかかります

    トロントで9年を過ごした私がトロントで暮らす際の1ヶ月の生活費について…

  2. 9年間のカナダ生活

    カナダ(トロント)でのボランティア・実体験:4つの企業/団体でのボランティア体験をつづっています

    今回は私がトロントで体験したボランティアについて、できるだけ赤裸々に書…

  3. 9年間のカナダ生活

    カナダ(トロント)ワーホリ:1ヶ月の給料の目安

    今回はワーホリの方がカナダ(トロント)で働く際、だいたいどれくらいの給…

  4. 9年間のカナダ生活

    カナダ(トロント)での携帯契約 <実践編> Chatr・lucky mobile・Public Mo…

    さて今回は携帯の契約の実践編です。前回の記事でカナダの3大キャリア「R…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

おすすめ記事

  1. 登録されている記事はございません。
  1. ドイツ

    ドイツ・フランクフルトでの外食 (3軒):うまい・安い・デカイをお求めの方はトル…
  2. ドイツ

    フランクフルト観光には期待してはいけません:観光なら1日もいらない、数日滞在なら…
  3. 9年間のカナダ生活

    【 評判の良い意外なカナダのお土産5選 】私のようにメープル関連のお土産以外をお…
  4. ギリシャ

    アテネでの外食についての感想:超観光客向けのレストランでなければ格安・美味しいレ…
  5. 必須配車アプリ

    「 Uber 大阪 スタート 」2月22日(2019)までなら最大6000円分の…
PAGE TOP